« 誤訳 | トップページ | 僕の価値基準 »

2004.09.05

I内の部屋で

少し遅い「夏休み」を1週間、高知で過ごして、昨日大阪に帰ってきた。

高知では、大学時代の友人で、今は窪川の小学校で教師をしているI内という、冷静沈着で毛深い男の部屋に泊めてもらった。
(彼の冷静沈着ぶりを表すエピソードを一つだけ挙げておく。深夜、出先で急に尿意を催した彼は、トイレを借りようと、とあるコンビニに飛び込んで、買い物中のオバサンを店員と勘違いし、「トイレはどこですか!!?」と訊ねて、「知りません」と答えられたことがある)

このI内という男は、現在は高知県中村市の実家から職場に通勤しているのにもかかわらず、なぜか大学時代からずっとこの部屋(1Kマンション・高知大学近く)を借りっぱなしにしている。

その話は以前から聞いていたので、僕は「もったいない」と思い、今回は「ウィークリーマンション」代わりにこの部屋を拝借することにした。

実は、1年前にも僕はこの部屋に泊めてもらったことがあるのだが、そのときは、扉を開けるなり「」からはじまる黒い虫にお出迎えされた経験があったので、今回は近所の薬局にて

ゴキパオ

なる商品を購入し、いつでも噴射できる体勢でもって部屋に突入した。

…さすがに今回は、「ゴ」こそ出なかったものの、僕が滞在していた約1週間のあいだに、

・カメムシ
・クモ
・ハエ
・ウンカの一種
・ガ
・ダニ(と思われる)
・I内

と多くの虫が出没した。

I内昆虫館

として一般公開すれば、カネが取れるのではないか、とすら思った。

…ところで、僕がI内の部屋に到着したのは前の日曜日であり、次の日には例の「台風16号」が九州を中心に西日本各地に大きな災害をもたらした。

もちろんI内の部屋も例外ではなく、僕はその夜、猛烈な風によって今まで聞いたことのない音をたてて大きく揺れるマンションの一室で、

■停電
■停ガス
■停水道(マンションのポンプが動かない為と思われる)
■停電話(なぜかケータイまで繋がらなくなった)

という4重苦に悩まされていたのである。

明かりは点かず、テレビも見れず、水を飲むことも出来ず、トイレでは小便・大便・ガム・生理用品等を流すこともできない。
冷蔵庫の中には、かろうじてビールがあったものの、時間が経つにつれてぬるくなるビールなど、飲む気がしない。

しかたなく耳栓をして無理やり寝たのだが、翌朝目を覚ましてみても、まだ例の4重苦が解消されていない。
結局、ライフラインは午前8時頃に全て復旧したものの、都合12時間以上、「4重苦」にさらされた計算になる。

僕は、大自然の脅威を身をもって体験し、大阪に帰ったら真っ先に非常食、水、懐中電灯、ラジオ、ラジコンなどを用意しよう、とその時一大決心をしたが、まだ何一つとして購入してはいない。

|

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

I内先生シリーズ」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4278/1362916

この記事へのトラックバック一覧です: I内の部屋で:

コメント

たった今、I内先生本人から、苦情とお叱りがありましたので、一部訂正いたします。

まず、

「・カメムシ
 ・クモ
 ・ハエ
 ・ウンカの一種
 ・ガ
 ・ダニ(と思われる)
 ・I内

 と多くの虫が出没した。”I内昆虫館”として一般公開すれば…」

とありましたが、「クモ」と「ダニ」と「I内」は厳密には「昆虫」ではありませんでした。

さらに、「ガ」が出た、というのはワタクシたろーによる脚色で、事実ではありませんでした。

…関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。

投稿 たろー | 2004.09.08 22:39

コメントを書く




コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。